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鯉速管理人です。

11/18(日)に、カープOBの黒田博樹さんのトークショーに行ってきました。

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黒田さんは引退されてから広島でもちょこちょことトークイベントに出演されていまして、僕も以前からずっとお話しを聞きに行ってみたかったんですが、参加には応募葉書からの抽選というパターンが多くてですね、その倍率も非常に高くて毎度申し込んでは当選ならずと、ずっと観覧出来てなかったんですね。。。

しかし今回はなんと毎年参加している広島ガスさんのイベントに黒田さんが来られるとのことで、これなら頑張れば席が確保できるのでは?と張り切って足を運んでみました。
そして今回やっと黒田さんの生トークを堪能することができました!
そのイベントの雰囲気を少しでもお伝えできればと思い記事にしてみましたので、よかったら読んでみて下さい。(*・ω・)ノ




今回は広島ガスさん主催の「2018ガス展」というイベント内のトークショーで、「広島グリーンアリーナ」という所で行われました。
場所は旧広島市民球場のすぐ裏側にあります広島市中心部の総合体育館で、こういったイベント会場としての利用やスポーツやコンサート等が行われたりする施設です。

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今回のトークショーはこの日13時開催予定なんですが、観覧席が全席指定席とのことで、当日午前9時から整理券が配られるとのことでした。
黒田さんのトークショーとのこともあって混雑が予想されますね。
僕も少し早めに行ってみようかと思い、朝から現地に向かいました。

そして会場には2時間ほど前に到着したんですが・・・

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まあやっぱりですね!
当然のようにすでにもう大行列!

グリーンアリーナから続くこの地下道を飛び出して、ズラーっと並ぶ行列を横目に、とりあえず最後尾を目指して歩きます。
「一体どこまで続くんだろう…」と思いつつ、ひたすら歩きます…。

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そしてリーガロイヤルホテルの向かい側、ひろしま美術館の前もズラーっといって・・・

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そしてさらにその先の交差点も曲がってまたズラーっと・・・

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やっとこさ終点を見つけました!
行列の終わりはもう広島城の向かいの歩道ですよ。みなさん広島城を背に並んでます。

僕が見た時点ではこの辺りが最後尾でしたが、ここからまたさらに広島城に向かう地下道まで行列は伸びていったそうです。。
凄まじいですね・・・。距離にすると大体500~600メートルくらいでしょうか。
最前列の方は真夜中から並ばれていたそうです。ほんと凄い・・・。

これみんな入れるの?とちょっと不安を覚えつつも、一応事前に広島ガスさんに確認した時に、整理券は1700枚配布という情報を聞いてましたので、その枚数ならおそらく大丈夫かなーと思いながら待ちました。



ようやく9時になり、先頭から整理券が配布され始めました。
列がどんどん前に進んで行きます。
長らく待ったことで、はやる気持ちを抑えられないのか、何故かみんなめっちゃ早足・・・
おいてけぼりにならないように進みます。
そして・・・

20181118黒田博樹トークショー58


整理券無事ゲット!!

トークショーは13時から開始予定なので、各自散り散りに。しばし待機です。
会場の外は多くの出店が並んでいました。

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僕はすぐお隣の旧市民球場が開放されていましたので、ライトスタンドをパシャリ。空曇ってましたけど。ライトスタンドの奥に見えるのがグリーンアリーナですね。

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それと「勝鯉の森」のセリーグ優勝記念碑。
今年のリーグ優勝で2つ目の石碑が新たに建設されましたが、まだお披露目なく、シートがかぶせられた状態でした。

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そしてこっちは…。
悲しいことに、ずっと変わらないたたずまいです。。。( ノω-、)

20181118黒田博樹トークショー93

衣笠さんに合掌。

衣笠祥雄1


とまあ色々周辺を散策していたら開始時刻が近付いてきましたので、会場に戻ります。
会場内に入ると、また行列がずらーっと出来ていましたが、朝ゲットした整理券を渡すだけなのでスムーズに進みます。

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席に着きしばらくすると、運営からイベント中の注意事項がアナウンスされました。
そして残念なことにトークショー中の撮影は禁止とのことで、今回黒田さんの写真はありません。。。(ノω・、)ゴメンネ…

20181118黒田博樹トークショー71


運営からのアナウンスに続けて、司会進行役が紹介されます。
本トークショーは「広島ホームテレビ“勝ちグセ”トークショー」と題してありまして、司会進行はおなじみ榮真樹(さかえまさき)アナウンサーでした。
会場の拍手と共に榮アナが登場します。
今回トークショーの時間が30分と短いという事で、榮アナは挨拶もそこそこに、さっそくゲストの黒田さんをお呼びします。

榮アナ「広島東洋カープOB、日米通算203勝投手、黒田博樹さんです!」

会場にB'zの「RED」が登場曲として鳴り響きます!
それと共にスーツ姿の黒田さんが登場です!
「おおおおおおー!」っとみなさん割れんばかりの大歓声&大拍手です!
間髪入れず榮アナが黒田さんのプロフィール紹介をマイクでしゃべり始めてるんですが、
みなさんお構いなしでずっと黒田さんに向け拍手しっぱなしかひたすら手をふりまくりですwww
朝早くから待ちに待った黒田さんを目の前にして会場中が大興奮!
当然のことながら大歓迎ムードの中で黒田さんのトークショーが始まりました。


時間が無いからかちょっと榮アナも急ぎ足な感じもしますが、
さっそく榮アナが黒田さんに話題を振ります。
まずは日米野球で行われた黒田さんの始球式のお話しです。

榮アナ「黒田さんは第4戦、マツダスタジアムでヤンキースのユニフォームを着てマウンドに立ちましたね。」
ここでも会場ではまた自然と拍手が沸き起こります。

それに対して黒田さんは、
「ヤンキースのユニフォームを着て広島のグラウンドに立てるとは思ってなかったので、マエケンの言葉を借りると“本当に幸せな時間”でした。」
と言っていました。

榮アナ「日米野球ということで特別な意識はありましたか?」

黒田さん「そこまで意識しなかったけど、やっぱり18番のピンストライプのユニフォームを着て始球式はまた違った感じはしました。」

榮アナ「マウンドに上がらず投げられてましたね」

黒田さん「いやもう肩が上がらないんで(笑) 距離が届かないと思って、前から投げました(笑) 始球式は2ヶ月前くらいに決まりましたかね。メジャーはマウンドの前から投げるスタイルなんです。1戦目の松井コーチもそう、彼も前から投げてたので、そうしました。」

黒田さんは落ち着いた雰囲気で、会場に語りかけるように話していました。
そしてこの後もずっとそうなんですが、ちょこちょこ間にジョークを入れながら話すんですねww
こんな感じで榮アナ進行のもと黒田さんと対話形式で進んで行きます。

20181118黒田博樹トークショー80


榮アナ「日本は5勝1敗でしたが、どのように見てましたか?」

黒田さん「メジャーのトッププレイヤー、力のある若い選手がたくさん来てたけれども、それ以上に日本の選手の勝とうとする気持ちとか一致団結したゲームが多かったのではないかと思います。」

榮アナ「黒田さん個人はどういった点に注目していましたか?」

黒田さん「僕自身アメリカで動くボールを投げてやってきたので、日本のバッターがそれにどう対応するのかと、日米野球はメジャーがマウンドに上がった時はメジャーのボール、日本側は日本のボールで、メジャーのボールの方が動きやすいんですが、日本のバッターがあれだけ対応出来たのは次につながるゲームだったと思います。」

榮アナ「メジャーを目指す選手もいるかと思いますが、侍メンバーでもし個人名を挙げるなら?」

黒田さん「柳田選手とか、秋山選手とか、左バッターですね、彼らはそれくらいのレベルの選手ではないかなと。あっ、あとカープの選手にはあまり行って欲しくないんで名前は伏せておきます(笑)


カープからメジャーへの流出に気を使う黒田さんww
ちょっと一人くらい名前聞きたかったですね。
次は秋季キャンプのお話です。

榮アナ「秋キャンプというのはどういったものでしょうか?」

黒田さん「言い方悪いですけど、秋のキャンプはある程度怪我を恐れず追い込めるので、若手にとっては大事な時期。チャレンジしたことが春のキャンプもまた楽しみに迎えられるのではと思います。」

榮アナ「黒田さんも現役時代は秋のキャンプはそういうことを意識してされてたんですか?」

黒田さん「されてたというか…、やらされてましたね!(笑)  もう色々と(笑) まああの頃はもう走って走って、投げて投げての時代で、凄く身になったと思います。」

榮アナ「今と昔と認識が違うかもしれませんが、投げ込みというのは重要なんでしょうか?」

黒田さん「難しいですね、賛否両論あると思うんですが…。僕自身は投げ込んである程度自分のフォームを作ってきたんで、しかも僕は入団してすぐは結果が出なかったので、何かを変えるきっかけにはなったとは思います。たくさん投げても負担かからない投げ方とかが知れて、自分の中ではプラスと思います。ただそれが今の全ての選手に当てはまるわけではなく、それを自分の置かれてる立場も考えながら出来るかどうか、そうであれば僕は賛成です。」

榮アナ「佐々岡さんの手腕にも期待したいですね?」

黒田さん「そうですね、佐々岡さんも投げ込んで調整されてたので、どういう指導されるか楽しみです。」



続いては今年の日本シリーズについてのお話しです。

榮アナ「カープも頑張ってはくれたんですが、残念ながら日本一には届きませんでした。日本一になるために必要なものは何だったんでしょうか?」

黒田さん「どうですかね…あんまり僕がいうのも…。ただ本当に選手層もあつくなって、ダントツ優勝したチームなので、あとは短期決戦をどう戦うかですね。本当にそこが難しいところでもあるんですけど、そこを改善することができれば、日本一になれるだけの力はあるのではないかと思います。」

榮アナ「パリーグは2位から下剋上でしたが、セリーグが日本シリーズで勝てない状況が続いてますね。今年はソフトバンクが日本一になりました。」

黒田さん「工藤監督のシーズン中とは違う積極的な采配が見られて、そういう部分が日本一に導いたのではないかなと思います。」



そして今度は黒田さん個人のお話しに移ります。

榮アナ「著書の『決めて断つ』にもあるように、人生にはいくつもの決断があるが、あえて4つ私が独断で分けてみました。」

と、用意してあったフリップを出します。
『プロ入り』、『メジャー移籍』、『日本球界復帰』、『引退』
(たぶんこうだったのではと思います。ちょっと僕の座っている位置からはフリップの字が見えづらかったので正確じゃないかも。。。)

榮アナ「と、色々ありましたが、黒田さんが何かを決断する時に最も重要視してることは?」

黒田さん「例えば二つの道があったとして、人間一人が二つの道を歩むことは不可能です。もちろん選ぶこと自体も大変なんですが、どちらか一つを選んだ時に後悔しないように全身全霊で結果を出すと、それしかないと思います。やっぱり後悔はどっちの道でもあると思います。その後悔がどれだけ少ないかも結果次第で、選んだのは自分なので、努力して結果を出し続けるしかないということですね。」

決めて断つ (ワニ文庫)
決めて断つ (ワニ文庫)



ここからは会場に来ているファンからの質問に入ります。
黒田さんに質問がある方にその場で挙手をしてもらいます。
せっかくの機会なのでみなさん色々聞きたいですよね。

榮アナ「黒田さんに選んでもらってもいいですか?」

黒田さん「え、僕が選ぶんですか?えーっと…じゃあその…、ね!その新井選手のユニフォームを着てる方!(笑)

会場爆笑ですwww
質問者さんも狙って着ていたのかもしれません。
最初はこんな質問でした。

Q1「ビールかけのあとの二次会は黒田さんの家でやったんですか?」

今年のリーグ優勝のビールかけの時に新井さんが「二次会は黒田さんの家で!」って発言したあのことについてですねw
会場にまたワハハと笑いが起きます。
そして質問者さんはなぜか縦続けに話し始め…、

Q2「引退したあとの趣味はなんですか?」

といきなり2つの質問を投げかけてましたww
黒田さんが答えます。

黒田さん「ビールかけの時は優勝決まってすぐ寝てたんで、それを聞いたのは次の日だったんですよ。起きて色んな人からLINEが来てて、 そこで初めて知ったんですけど。ただ新井には『リビングでずっと携帯持ったまま寝てたから!』って言って、ずっと待ってたアピールをしました(笑)

またまた会場がドッと大爆笑ですwww

黒田さん「あと趣味はあまりないんですよね。今はゴルフとか、色々チャレンジして趣味増やそうとしています。今まで野球しかしてなかったんで、急に趣味を探すのも大変。でも体は動かしたいし外には出ていきたいですかね。」


続いての質問です。
「やっぱり僕が選ぶのは…」と遠慮気味の黒田さん。
ということでここからは榮アナが質問者さんを指名します。

榮アナ「ではその、前掛けをしてる男性の方」

Q3「新井さんとのここだけのとっておきのエピソードを教えて下さい。」

また新井さんについての質問ですww

黒田さん「いやーここだけのってのはあんまりないですし、普通言わないですよ(笑) 難しいですね、ここだけのはないですよ、みなさんご存知の事ばかりだと思います。」

榮アナ「こうやってやっぱり新井さんの質問が多いんですか?」

黒田さん「そうですね、こういうトークショーでは半数以上は新井の質問ばっかりです(笑) 僕何しに来たん?ってなるような(笑) しかしここだけの話しはほんとないですね。彼とはいつも野球の話ばっかりしています。」

榮アナ「黒田さんにとってはどういう…、例えばかわいい後輩という感じなのか?それとも男としてカッコいいとかですか?」

黒田さん「いやそれは全くないですね(笑)」 会場爆笑www
黒田さん「かわいいってのもないですね(笑)」 会場爆笑www

黒田さん「まあ昔から僕らはずっと苦労というか、自分たちが結果出せずチームも勝てない時代からやってきた中で、二人とも何とかしようと…。当時は市民球場に中々お客さんに入ってもらえなくて…。そんな中で彼も僕も代表で選ばれた時に、色々外の他の球団の人と触れあって、他球団の話を聞いたりすると、やっぱり負けたくない!いつか強くなって見返してやりたい!というのはよく話してました。食事に行っても本当に野球の話ばかり何時間も話してました。」

黒田さん「あ!それでアイツが凄いのは、試合の後とか食事に行って、それこそ2時頃お店が閉まるまでずっと野球の話しして、僕はもう疲れてるんでそこで帰るんですけど、そこから大体若い選手連れて、さらに焼き肉食いにいくんですよ?ごはん食べた後にまた焼肉に連れて行かれる!その後輩達がかわいそうです(笑) あっ、ありましたね!新井とのここだけのエピソード(笑) 」

思い出せば色々と新井さんとのエピソードは出てきそうですねww
次の質問者さんです。


榮アナ「カープ坊やを手に握った女性の方」

質問者さん「黒田さんのイベントとか講演会とか色々行ってまして、この坊やも連れてってるんですが、覚えてますか?」

黒田さん思わず苦笑い。

質問者さん「あ~・・・、ですよねー・・・」

黒田さん「お、…覚えてます(笑)」

質問者さん「ありがとうございます」

なんていうちょっとしたやり取りもありましたw
そして質問です。

Q4「質問は、中国新聞に新井さんの全面広告を出されて、何か新井さんから反応はありましたか?」

黒田さん「あの時も朝からずーっと携帯持って待ってたんですけどね(笑) 電話があったのは夕方くらいで、彼は神戸の自宅に帰ってたからそのことは知らずに、…っていう、それも彼の言い訳かも(笑) 今写メが来て見ましたと。まあ『ありがとうございます』とは言ってましたね。 」

榮アナ「それだけ新井さんへの愛情ということですね?」

黒田さん「・・・はい(笑)」

ちょっと僕の文章じゃ伝わりづらいかもしれませんが、黒田さんが新井さんの話しをしている間は会場もずっと笑いが起こりっぱなしですwww

黒田さん「愛情というか、やっぱり選手としてのリスペクト、あれだけの振り幅があっての野球人生というのは中々ないので、僕にないものもたくさん持ってる、リスペクトですね。」

榮アナ「新聞には、『結局黒田さんはカッコ良かった』と、新井さんからもコメント出されてました。」

黒田さん「あそうなんすか、それは僕、見てないですね(笑)」

黒田さんの新井さんいじりに会場は大盛り上がりでしたww
そして次は大瀬良投手についてのこんな質問です。


Q5「大瀬良投手が今年は最多勝を獲りましたが、これまではいいピッチングをしていても崩れたりもしていたが、黒田さんから見てどういう所が進化してそういう結果になったのか?」

黒田さん「大瀬良投手のピッチングをずっと見たわけじゃないのでこうやって簡単に話すのも申し訳ないんですが…。まずストレートの質が変わったと感じました。それによって彼のメンタル的な部分が去年よりも少し余裕が出てきたと思います。ただメンタルが強いから結果が出るわけじゃない。相乗効果というか…。自分のボールに自信が持てたっていうのが大きかった。それでストライクゾーンで勝負できて、無駄なボール球を投げずに、長いイニングも投げれてと、その全てが相乗効果でいい方向になっていったんじゃないかなと思います。ただプロの世界は最低でも3年やらないと。だから来年再来年をみなさん楽しみにしてもらえればいいと思います。 」



榮アナ「もう30分が経とうとしてるので、次を最後の質問とさせてもらいます。」

最後ということでみんな一斉に手を挙げ声も出しつつアピールしまくります。
そして・・・


Q6「野球と違うんですが、・・・・・昨日1日何されてましたか?」

榮アナ「え、最後の質問ですよー?これでいいんですか?」

黒田さん「え、昨日?…昨日はゴルフ行ってました(笑)

質問者さん「はい、ありがとうございました。 」

あっさり終わりwww

榮アナ「これ最後でいいんですか?」

黒田さん「じゃあぜひ最後もう一人で」

と、ラストバッターを選び直して最後の質問です。
また新井さんユニフォームの方でした。


Q7「市民球場時代は本当にガラガラの球場で、黒田さん自身も投げても投げても勝ちが付かない、チーム自体も勝てない、モチベーションは下がりがちだと思うけれども、それでも勝つための闘志というのはどうやって作られてましたか?」

黒田さん「難しいですね…。僕いつも言うんですけど、当時はファールボールが飛んでも、お客さんには絶対にボールが当たらないんですね(笑) 椅子にコーンと当たって跳ね返って、その椅子の音がマウンドにも聞こえてくるような(笑) そこで『ファールボールにご注意ください』って場内アナウンスもあるんですけど、全然危なくないなーって(笑)」

みなさんその時の情景がよく思い浮かぶようで、また笑いが起こりますwww

黒田さん「まあそういう時代だったんで、今のマツダスタジアムのようにそんなに満員にはならなかったんですが、そこでも応援してくれる人はいて、弱くても応援してくれてた人っていうのは凄く僕にとっては大事なファンの方々だと思いますし、目の前にそうやって応援してくれる人がいる限りはプロとして全身全霊でプレーするのが当たり前だと思います。お客さんが10人しかいなくても、プロとして全力でやるのが当然と思う。 右手も出しますし足も出しますし(笑) たくさん怒られましたけど(笑) でもその試合しか見れない方も当然いるわけなので、常に肝に銘じてマウンドに上がってました。」

カープファンへの黒田さんの想いやご自身の信念が伝わってきましたね。
黒田さんがお話ししている間も途中途中で何度も何度も拍手が起こってました。


そしてここでお時間ということで、質問コーナーは終了です。
そして黒田さんから今日最後のメッセージです。

黒田さん「今日朝早くからたくさん並んでいただいて、嬉しくて、そして感動してます。ありがとうございました。そしてカープは四連覇、そして日本一を目指して、僕自身もいちファンとして、新井選手と共に!(笑) えー応援していきたいと思いますので、みなさんも共に応援していきましょう。今日はありがとうございました!」

本日最後との事もあって会場はまた一層大きな拍手でした。
そして・・・

黒田さん「あの、せっかくたくさん並んでいただいたんで、これは2016年のですね、このユニフォームを・・・」

「おおー!」っと会場のボルテージがまた上がります。

黒田さん「・・・・見せにきました!(笑)

榮アナ「はーいみなさん見るだけですよーはい目に焼き付けてくださーい」

最後まで笑いを忘れない黒田さんwww
来場者へとユニフォームをご持参されていました。

黒田さん「これは本来は試合用だったんですが、残念ながら期間限定だったのでこれを着てプレーする機会がなかったんですが、これを榮さんにお任せして、どなたかにプレゼントします」

榮アナ「では私の独断で…。黒田さんなのでカープのC。そして背番号から15の15!その方にプレゼントしたいと思います!」

おおお、めっちゃめっちゃ羨ましい・・・!
こんなサプライズまであるとは・・・。
当選された方、ホントおめでとうございます。
会場からも大きな拍手です。

榮アナ「本日のゲストは黒田博樹さんでした!ありがとうございました!」

榮アナの大きな声と同時にまた会場にB'zの「RED」が流れます。
大きな拍手に包まれながら、名残惜しむ間もなく黒田さん退場です。
最後に会場のファンにサッと手を上げて退場されてました。

これでトークショーは終了となりました。

20181118黒田博樹トークショー88


いやーホント楽しかったです!
しかし時間が短かい(><) 体感的にはホント一瞬のことのようです。
もう黒田さんの話し何時間でもずっと聞いていたいのに・・・。
30分があっという間でしたね。



黒田さんはやはり受け答えがとてもしっかりして一つ一つのお話しが本当に上手ですよね!
解説されている時のトークを聞いても分かるかと思いますが、あらゆることに対してとても思慮深く、相手方への配慮や礼儀を重んじる方だと感じました。
今回はトークショーだからか、会場のお客さんを楽しませようと適度に冗談も挟みつつ、黒田さんご自身も楽しみながらアットホームな雰囲気でトークされていたのではないかという印象でした。
しかしひとたび野球の話しになれば、野球に対するご自身の考えを深く真剣に語っていただいたり、かと思えば、お得意の新井さんいじりもしっかりやってくれたりと、さすがのサービス精神でしたねw
いつか黒田さんと新井さんが共演するトークショーがあれば見てみたいですね!ぜひとも実現してほしいです。



今年もカープ関係者によるこういったオフシーズンならではのイベントがたくさん開催されると思います。
みなさんも良かったらぜひ足を運んでみてください。



明日はファン感謝デーですね。
寒くなってきたので、参加される方は温かくして行って下さいね。
僕もカイロ貼って楽しんできます(*・∀・*)




以上です。
今回も最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
今後とも当ブログをよろしくお願い申し上げます。



おしまい。